1967-07-20 第55回国会 参議院 外務委員会 第21号
○鹿島守之助君 どうぞお願いいたします。
○鹿島守之助君 どうぞお願いいたします。
○鹿島守之助君 私あたりの関係しておる会社でも、持ち出そうとすれば持ち出す問題はあります。それで私はこれはぜひ通してもらいたいのです。野党の方にも通してもらいたい。通したからと言って、害にはならない。それから、いまやっている資本の自由化の問題、こういうふうな問題に関連して、日本でもこれから続々と東南アジアであろうが、南米であろうが、あるいは将来アフリカ、こういうあたりにも投資が非常に始まる。そこで、
○鹿島守之助君 それに関連いたしまして、いまの岡田委員の言われるのに全く同感なんです。できるだけアジアを包含する。しかし、いままでのあれから言いますと、私は経済団体に関係していますが、これはスカルノのいた時分ですが、インドネシアそれからビルマ、カンボジア、あの辺に参加を求めたのですけれども返事がないのですね。やはり自由主義国だけの段階です、あれは過去において。あるいはそういう一ぺん招待すれば中に入るということがあるかもしれないと
○鹿島守之助君 それに関連して、実業家の立場から見ますと、この条約はぜひやってもらいたい。私のほうでは、ビルマ賠償で、その税金かけて、ビルマが非常に高いんですよ。あれは賠償だから、それでだいぶ長い間議論しましてね、向こうからかけてくる税金といったら、日本よりもはるかに大きいんですよ。そうして個人の、われわれの送った労務者だとか、社員から取る税金、そういうようなものは、これはもう計算が非常にこまかい。
○鹿島守之助君 私は、この参議院本会議において、政府の施政方針に関し、自民党を代表して若干の質疑を行なう機会を与えられましたことに対し、まことに光栄と感じ、感謝するものであります。 私は、まずもって、佐藤総理並びに椎名外務大臣が、過般、ジョンソン米大統領、ラスク国務長官らと会合の上、短時間にもかかわらず、幾多の外交上の成功をおさめられたことに対し、深甚なる敬意を表するものであります。 まず、平和
○鹿島守之助君 次に、新聞の伝うるところによりますと、大平外務大臣は、中国代表権問題が討議される国連総会に超党派国会議員顧問団を送りたいお考えで、近く社会党に再び参加を呼びかけられるそうですが、この構想は、昨年秋の国連総会を前にして、自民、社会、民社、三党に参加要請が行なわれ、自民、民社両党から賛成されたものの、派遣の形式について社会党の反対にあって実現しませんでした。しかし、社会党内でもことしの国連総会
○鹿島守之助君 そうすると、以上三つのうち、「儀礼的外交については、野党も加わる」、それから「国際会議は顧問団として加わる」、これはいいので、最初の「外交の重要問題について、各党の党首は時に触れて話し合い、重要な情報について共通の認識を常に得るよう努力を行なうこと。」この点はいかがでございますか。
○鹿島守之助君 当面の重要な政治、外交問題につきまして、総理大臣、または外務大臣に若干の質疑を行ないたいと存じます。 まず、超党派外交についてお伺いいたしたいと存じます。超党派外交については、衆参両院においてしばしば論議された問題でありますが、最近民社党西尾委員長が「外交の争いは水ぎわまで」とのスローガンのもとに、超党派外交を強く主張され、去る一月二十五日の第六回民社党全国大会においても、この点が
○鹿島守之助君 それが八百万ドルになるのですか。
○鹿島守之助君 それに関連しまして、今予想外に、タイ国に対して技術援助を八百万ドルも実は受取り勘定になっておるのですが、その内容はどんなものでございますか。件数は六件あるのですが、大体どんなものですか。
○鹿島守之助君 賠償の説明と関連いたしまして、賠償は進んでおりますけれども、経済協力というものは進まない。それと一緒にまたひとつ説明をしていただきたいと思います。
○理事(鹿島守之助君) ただいまから外務委員会を開催いたします。 本日は、国際情勢等に関する調査を議題といたします。 御質疑のおありの方は、順次御発言をお願いいたします。
○理事(鹿島守之助君) ちょっと羽生さん、志賀防衛庁長官は十一時まで欠席して十一時以後に来られますから、その節御質問下さい。
○理事(鹿島守之助君) 次に国際情勢等に関する調査を議題とし、質疑を行なうことといたします。御質疑のおありの方は、順次御発言をお願いいたします。
○理事(鹿島守之助君) ただいまから外務委員会を開催いたします。 岡崎委員長が海外旅行中ですから、私が委員長の職務を行ないます。 まず委員の異動について御報告いたします。去る十月二十二日佐多忠隆君が辞任され、その補欠として近藤信一君が選任されました。十月三十一日近藤信一君が辞任され、その補欠として佐多忠隆君が選任されました。 ——————————
○鹿島守之助君 私も資料をいただきたいのです。大臣の補足説明では西独との関連性が非常に引かれておりますが、西ドイツでは、私の知る限りでは、与党はもちろん野党もあっさり通しておりますから、国会における議事録、討論、その要旨をひとつボンの連邦政府から集めていただきたい。
○鹿島守之助君 今度私ぐるっと昨年の暮から一月までずっと諸外国を回ってきたんですが、おそらく航空機に関しては日本はまだ四等国で、とにかくブラジルみたいな国でも簡単にハイヤーみたいに軽く行っているんですね。日本は道路もたいへんおくれていますが、航空は大計画を立てて、もっと政府でなしに民間のほうで——民間で飛行機を持っているという会社なんかあまり聞かないですよ。われわれは建設事業をやっていますから、飛行機
○鹿島守之助君 このインドネシア、パキスタンの協定ですが、まあわれわれ外国へ行きますと、向こうの会社で自分の飛行機を持っておるのがあるのですね。もうほとんど、タクシーみたいなものじゃなしに、自分でたいてい持っておるのですが、将来われわれが自分で飛行機を買って、それでインドネシアでもパキスタンでも行ける。この協定はそういう場合にも適用を受けるのですか。
○鹿島守之助君 一向順調には行ってない。非常に延び延びになっている。順調とは言えないと思いますがね。それから、マリキナ・ダムの入札も、この条約に関連性がありますか。ないでしょうか。
○鹿島守之助君 賠償の経過についてのほかの委員の要求がありましたが、マリキナ・ダムの入札が延び延びになっているのは、これは見通しはどうですか。いつごろになりますか。大統領の選挙前ですか。後になりますか。デリケートな問題でございますから、差しつかえない限度でようございます。
○鹿島守之助君 日本においては、そういうような、パキスタンと西ドイツが結んだような条約が考慮されておりますかどうか。ぜひ考慮してもらいたいと思いますけれども……。
○鹿島守之助君 将来西ドイツとパキスタンと批准した場合に、そういう場合に、何か最恵国待遇で、日本はそういう点均霑できるのですか。できないのですか。これは別問題ですか。
○鹿島守之助君 ちょっとそれに関連しまして。パキスタンと西ドイツとの間に投資条約ができているのですが、日本は、何かそういう交渉がありますか。
○鹿島守之助君 まあ国際連合憲章の入っているのは……。普通、文化といったら日本の歌舞伎とか何かをいうが、おそらく社会党さんなんかにすれば、マルクス主義による文化というのは、ああいう芸能文化は否定してかかっているのではないか。マルクスあたりは、そういうものは過去のブルジョアジーのもので、新しく来たるプロレタリア文明には全然抹消してかかってしまう。市民社会を通ずるいろいろな方法は、国連憲章を入れるべきである
○鹿島守之助君 私は、何だか入れると入れないで運用の上に大きな差が出てくるような感じがするのですね。たとえば、われわれが了解している文化といえば、芸能文化と生活文化、この二つに大きく分けられるのですね。芸能は歌舞伎、お能を派遣する、こういうものは芸能文化で、生活とは全然関係がない。しかし、いろいろな生活状態を向上させるために、日本の産業の紹介だとか、そういうフィルムにしても生活に即した、そういうようなものは
○鹿島守之助君 日本とブラジル合衆国の間の文化協定のこの前文に、「国際連合憲章の高遠な理想」云々とあるし、それからイギリスと日本と、グレート・ブリテンそのほかの方にないのですが、その区別はどういう点でございますか。
○鹿島守之助君 今回外務大臣が米国に行かれることについて、国連総会における大臣の演説内容が新聞に出ておりますが、それによると、経済問題よりも政治問題に重点を置き、特に東西関係、軍縮、アフリカなどの問題に焦点を置くことになるようだとのことであります。しかし、これらの問題も重要ではありますが、経済問題、特に低開発国開発援助の問題、すなわち百の低開発国と、その国民十二億五千万の運命こそは、目下世界最大の関心事
○鹿島守之助君 小坂外務大臣におかれては、近々第十五回国連総会に出席のため渡米せられ、その節ハーター国務長官やジロン国務次官初め米国多数の要路者と会見されるよう承わっており、日米経済協力問題もその議題にあるように承知しておりますので、私は、大臣渡米の機会において、新安保条約の運営並びに米国との経済協力、なかんずく東南アジアの低開発国援助の問題についていささか意見を承わり、また私の希望も申し述べたいと
○鹿島守之助君 次に、新安保条約第二条とMSA協定との関係を伺いたい。新安保条約第二条は非軍事的援助だろうと思います。MSA協定は軍事援助でありますが、NATO、SEATOみなその中にMSAと同種の規定が入っておりまするが、これはどういう関係でなぜMSA規定を新安保条約に入れなかったかということを伺いたいと思います。
○鹿島守之助君 次にNATO、SEATO並びに米華条約の経済条項が実際いかように運営されておるのか、伺いたいと思います。
○鹿島守之助君 私は、新安保条約にはぜひとも経済援助並びに協力に関する規定を挿入してもらいたいことを、機会あるごとに、岸総理大臣、藤山外務大臣、自民党の幹部、財界要路の各位に要望していた次第でありますが、今回これが実現せられたことを衷心より喜ぶものであります。ところが、衆議院審議の過程においては、ほとんど経済問題について十分満足な審議が行なわれなかったばかりでなく、また新聞、雑誌、放送、世論等も、はなはだしくこれを
○鹿島守之助君 今、アルゼンチン大使が非常にアルゼンチンの開発に熱心ですね。それで非常に膨大な道路計画、住宅計画、それから鉱山の開発ですね、将来はダム建設、こういうふうなものがあるので、日本に対して協力を求めてきているわけですが、そういう方面の、たとえば土建労務者みたいなのは、移住者と同じような資格で、向こうへ移住させられるのですか、どうなんですか。
○鹿島守之助君 アルゼンチンの移民のことについてちょっと伺いたいのですが、ブラジルなんか人種平等で、ちっとも人種的偏見はないのですが、アルゼンチンなどは、ホワイト・オンリーのように聞いたのですが、どういう種類の移住民が行っているのですか。
○鹿島守之助君 アジア・アフリカ全般の問題ですけれども、サハラ砂漠の開発にしろ、もちろん一国じむ資金が足りない。西独の資金も入れて、コモン・マーケットということでシックスの方はフランス、ドイツでしょうが、開発方式は一国じゃなく、そういうヨーロッパ共同市場あるいは今度イギリスを中心とするセブン、あるいはシックス、そういうような経営の形になりつつある。そこで具体的に知りたいのですが、アフリカの開発について
○鹿島守之助君 永野委員からの質問に関連いたしまして、スエズ運河の国際入札についてですが、金利が非常に高い。これは問題なく高いのです。国際入札に参加するには入札保証金、いよいよ落札してそれをやりますときに契約保証金、大体入札保証金が五%、契約保証金一割、それを外貨で積み立てるわけですが、エジプトで、たとえばスエズ運河の何か落札しても、そういう外貨は、貿易の自由化がもっと進めばともかく、現在の段階では
○委員長(鹿島守之助君) 在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案(本院先議)を議題とし、引き続き質疑を続行いたします。質疑のある方は、順次御発言を願います。政府側からは小林外務政務次官、内田官房長、北原参事官が出席いたしております。質疑のある方はございませんか。
○委員長(鹿島守之助君) ただいまから外務委員会を開会いたします。 まず、委員の異動について報告いたします。昨日戸叶武君が委員を辞任され、その補欠として加藤シヅエ君が選任されました。 —————————————